ライブラリパネル
Librariesコマンドは、マテリアル、テクスチャ、環境のライブラリを管理するライブラリパネルを開きます。
レンダリングコンテンツは、モデル間で共有できる外部ライブラリを作成するためにファイルに保存することができます。コンテンツはまた、Rhinoのセッション間で、そしてフォルダにドラッグすることもできます。
色見本も同じようにドラッグアンドドロップできます。
ライブラリは、設定したコンテクストフォルダの内容を表示します。ライブラリを使用すると、コンテンツをモデルにドラッグアンドドロップしたり、ドキュメントのコンテンツをモデルの外部の場所に格納したりすることができます。
マテリアルは、お使いのハードドライブにある単なる(通常複数の)ファイルです。ライブラリフォルダは、単なるWindowsのフォルダです。どのようなWindowsのファイルやフォルダとも同じく、ライブラリフォルダはコピー、ペースト、移動が行えます。
ライブラリタブの一番上のアドレスバーを用いると、お使いのコンピュータのどのフォルダでも開くことができます。
デフォルトのライブラリの場所に素早く戻るには、右上のレンチアイコン のメニューを使用します。
ライブラリの組織化
ライブラリは単なる複数のファイルです。フォルダは、コピー、ペースト、移動が行えます。Windowsエクスプローラを使用して、フォルダやドキュメントを編集します。ライブラリタブでのデフォルトのフォルダの設定は、ライブラリ設定 を使用して行えます。
マテリアルライブラリ
ライブラリのマテリアルは、ハードドライブ上の複数のファイルです。モデルに割り当てると、マテリアルはモデルに格納、保存されます。割り当てられたマテリアルを変更しても、ハードディスク上の元のマテリアルは変更されません。
ドラッグアンドドロップして、マテリアルをモデルに割り当てます。マテリアルの割り当て先には次のものがあります。
レイヤへ割り当て
レイヤパネルのレイヤ名にマテリアルを直接ドラッグします。これはデフォルトでレイヤのすべてのオブジェクトにマテリアルが割り当てられるので、お勧めする方法です。後のマテリアルの変更は簡単です。別のマテリアルをレイヤにドロップするだけで変更が行えます。
オブジェクトへ割り当て
任意のビューポートのオブジェクトに直接マテリアルをドラッグします。これは、レイヤの設定のマテリアルをオブジェクトの設定の割り当てに上書きします。
ブロックへ割り当て
ブロックにドラッグします。ブロックの「親の設定」のオブジェクトにマテリアルが割り当てられます。ブロック内のマテリアルの割り当てが「親の設定」であるすべてのオブジェクトが、ブロックのマテリアルを取得します。
植物ライブラリ
デフォルトのライブラリフォルダの中に植物フォルダがあります。モデルに植物を配置する際に使用します。モデルに配置すると、植物はモデルに格納、保存されます。割り当てられた直物を変更しても、ハードディスク上の元の植物は変更されません。植物をビューポートにドラッグアンドドロップして、モデルに植物を配置します。詳細については、植物のヘルプトピックを参照してください。
環境ライブラリ
環境はライブラリに保存できます。このことで、環境の設定を1つのモデルから別のモデルへ受け渡すことができます。詳細については、環境を参照してください。
ライブラリの設定
ライブラリオプションを使用すると、メニューに表示される内容を変更することができます。
コマンドの位置
ライブラリオプションコマンドは、3箇所からアクセスできます。
- ライブラリタブ > ライブラリパネルの右上の > 設定…
- メニュー > ツールプルダウン > オプション > ライブラリ
- メニュー > 植物 > ライブラリ
レンダリングコンテンツを表示
デフォルトのレンダリングコンテンツの場所を表示するかどうかを指定します。
デフォルトのライブラリの場所を使用(My Document(マイドキュメント))
デフォルトで、コンテンツライブラリはマイドキュメント(My Documents)フォルダのサブフォルダです。
カスタム
カスタムライブラリの場所を設定します。このコンピュータのコンテンツライブラリのデフォルトの場所を変更します。
参照ボタン
ファイルを指定するファイルブラウザを開きます。
Documents(ドキュメント)フォルダを表示
指定されたドキュメントフォルダがライブラリパネルでメニューに表示されます。
カスタムフォルダを表示
指定されたカスタムフォルダがライブラリパネルでメニューに表示されます。