images/environment.svg 環境パネル

環境はレンダリングの背景に表示されるだけではなく、モデルを取り囲む無限の球をコントロールします。シーンのオブジェクトは、環境を反射、そして屈折させます。この環境の球は、背景効果のための参照サーフェスであり、選択できるオブジェクトではありません。

環境は、反射や背景の目に見える部分に影響します。シーンの照明に影響する効果については、のヘルプトピックを参照してください。

Flamingoには、デフォルトFlamingo環境と呼ばれる特別な環境が用意されています。この環境は、現在の照明プリセットに同期されます。照明プリセットを使用することで、照明と環境が適切なシーンのデフォルトに設定されます。

images/environment-editor-panel.svg

コマンドの位置
  1. images/environments.png 環境タブ
  2. images/icon-render.png レンダリングツールツールバー > images/environments.png 環境エディタ
  3. images/menuicon.png メニュー > レンダリングプルダウン > 環境エディタ
  4. コマンド > EnvironmentEditor

環境エディタパネルは、個別のセクションに分かれています。環境のタイプに応じて、詳細設定パネルは異なることがあります。

色やテクスチャは色見本からドラッグして、どのような他の色見本、またはマテリアルエディタ、テクスチャパレット、または環境エディタにもドロップすることができます。 環境パネル

  1. 背景のタイプ
  2. 設定バー
  3. 環境のリスト
  4. ウィンドウ区切り線
  5. 環境のプロパティセクション
  6. 名前
  7. 環境のプロパティパネル

背景のタイプ images/callout_1.svg

モデルの背景のタイプを選択します。「環境」はすべてを含んだレンダリング環境で、Flamingoのデフォルト設定です。他の3つの設定は、古い形式の背景の定義方法で、「環境」に比べて非常にシンプルな設定コントロールが表示されます。詳細については、Rhinocerosのシンプルな背景のトピックを参照してください。

残りのこのヘルプトピックは、環境のタイプについて説明します。

設定バー images/callout_2.svg

このバーを使用して、環境のリストを順番に表示します。

images/met_leftarrow.png 戻る矢印

現在の環境または以前に選択された環境に戻ります。例えば、反射または屈折の層のある環境です。反射または屈折の詳細設定から親環境に戻るのにこの矢印を使用してください。

images/met_rightarrow.png 進む矢印

以前に選択された環境から戻ります。例えば、反射または屈折の層のある環境です。反射または屈折の詳細設定から親環境に進むのにこの矢印を使用してください。

images/material_editor.png images/texture-2dchecker.png 現在選択されている環境名

現在の環境名と編集レベルを表示します。例えば、反射または屈折レベルがある場合、「>」が表示されます。現在の環境を確認できる場所です。

images/library_default.png ツールメニュー

ツールメニューを表示します。環境に関するコマンド、設定、ユーティリティの包括的なメニューです。

images/help_topics.png ヘルプ

環境リスト images/callout_3.svg

ここにはモデルに含まれるすべての環境が表示されます。1つの環境が現在の環境として選択されます。現在の環境はレンダリングに使用されます。現在の環境には、黄色の枠が表示されます。

リストを使って次のことが行えます。

  • 環境をクリックして、現在の環境に設定できます。選択されると、環境のプロパティが下のパネルに表示されます。詳細については、環境のプロパティを参照してください。
  • リストを上下にスクロールして、モデルのすべての環境を見ることができます。
  • 新規環境追加ボタン images/add_material.png を使用して、リストの一番最後に新規環境を追加することができます。
  • サムネイルを右クリックすると、環境のコンテクストメニューを表示することができます。
  • 何も表示されていない部分を右クリックすると、新規環境のコンテクストメニューを表示することができます。

images/add_material.png 新規環境を追加ボタン

追加アイコンは、環境リストを一番下までスクロールしたところに表示されます。

環境のレンダリングコンテクストライブラリを開きます。 ライブラリの環境は、モデルの環境を作成するためのテンプレートしての役割をします。

環境のコンテクストメニュー

このメニューは、環境リストを右クリックすると表示されます。このメニューに表示される多くのオプションの詳細については、ツールメニューを参照してください。

新規環境のコンテクストメニュー

このメニューは、環境リストの何も表示されていない部分を右クリックすると表示されます。

images/toolbarlus.png 新規環境を作成

新規Flamingo環境を作成します。

images/import.png 環境をファイルからインポート…

このコマンドは、以前にエクスポートした環境を選択するのに使用します。

images/paste.png ペースト

クリップボードの内容に基づいて新規環境を作成します。

images/pasteasinstance.png インスタンスとしてペースト

クリップボードの内容に基づいて、インスタンシングによって元の環境にリンクされている新規環境を作成します。

images/grid.png グリッド

プレビューをサムネイルのグリッドとして表示します。

images/list.png 一覧

プレビューをサムネイルの一覧として表示します。

images/tree.png ツリー

プレビューをツリー表示します。(ネストを表示します。)

images/horizontal.png 水平レイアウト

プレビューをコントロールの左側に表示します。

images/showpreview.png プレビューペインを表示

現在選択されているサムネイルのプレビューのプロパティを表示します。プレビューの形状、サイズ、背景、回転動作を設定します。

images/floatthumbnail.png フロート

サイズ変更できるウィンドウにプレビューイメージをフロートします。

サムネイル

images/small.png

サムネイルを一番小さいサイズで表示します。

images/medium.png

サムネイルを一番中ぐらいのサイズで表示します。

images/large.png

サムネイルを一番大きいサイズで表示します。

images/showlabels.png ラベルを表示

グリッドモードの際にサムネイル名のラベルを表示します。 ラベルはリストモードでは常に表示されます。

images/showunits.png 単位を表示

モデル単位でサイズを表示します。

images/autoupdatethumbnail.png プレビューを自動更新

設定を変更するとすべてのプレビューを自動的に更新します。

images/updateallpreviews.png すべてのプレビューを更新

プレビューを自動更新がオフの場合に、プレビューを手動で更新します。

ウィンドウ区切り線 images/callout_4.svg

区切り線をドラッグして環境のプロパティのセクションの長さに対する環境リストの長さを変更します。

環境のプロパティセクション images/callout_5.svg

環境名 images/callout_6.svg

環境の名前です。環境名は、環境をライブラリにエクスポートする際にファイル名としても保存されます。 メモ: 環境はRhinoのモデルに保存されます。それぞれの環境は異なるRhinoのモデルで同じ名前を持つことができます。

環境パネル images/callout_7.svg

環境のプロパティセクションには、多くの環境指示パネルが表示されます。グレーのタイトルバーをクリックすると、環境パネルを折りたたんで内容を隠すことができます。タイトルバーを再度クリックすると、内容が表示されます。

環境パネルは、環境のタイプによって、そして現在のアクティブな環境レベルによって異なります。それぞれの環境パネルの詳細については、Flamingoの環境を参照してください。

ツールメニュー images/library_default.png

これらの設定は、サムネイルプレビューやサムネイル背景の右クリックコンテクストメニューにも表示されます。

images/currentenvironment.png 現在の環境として設定

ターゲットの環境を現在の環境に設定します。現在の環境は、次回のレンダリングで使用されます。

images/toolbarlus.png 新規環境を作成

新規Flamingo環境を作成します。 これらの設定は、サムネイルプレビューやサムネイル背景の右クリックコンテクストメニューにも表示されます。

images/import.png 環境をファイルからインポート

保存されているRhinoの.renvファイルから環境をインポートします。

images/savetofile.png ファイルに保存

環境をRhinoの.renvファイルに保存します。

images/changetype.png タイプを変更

環境を異なるタイプに変更します。

images/changetype.png タイプを変更 (類似の設定をコピー)

環境を異なるタイプに変更します。 デフォルトの動作は、レンダリングのオプション > コンテンツのタイプが変更された際に類似の設定をコピーボックスの現在の状態に依存します。チェックマークが付いている場合、古いコンテンツからの互換性のある設定が新しいコンテンツにコピーされます。

images/reset.png デフォルトにリセット

すべての環境の設定をデフォルトの指定色の背景(黒)、反射背景を空、屈折背景を表示背景にします。

images/copy.png コピー

選択された環境をWindowsのクリップボードコピーします。その後、クリップボードの内容をエディタにペーストして新規環境を作成したり、直接フォルダにペーストしてライブラリファイルを作成することができます。

images/paste.png ペースト

クリップボードの内容に基づいて新規環境を作成します。

images/pasteasinstance.png インスタンスとしてペースト

クリップボードの内容に基づいて、インスタンシングによって元の環境にリンクされている新規環境を作成します。

images/delete.png 削除

選択された環境を削除します。

images/rename.png 名前を変更…

選択された環境の名前を変更します。

images/duplicate.png 複製

選択された環境を同じ設定でコピーし、新規環境を作成します。

images/removeinstancing.png インスタンシングを取り除く

インスタンスされた環境間の接続を取り除きます。

images/floatingpreview.png フローティングプレビュー

サイズ変更できるウィンドウにプレビューイメージをフロートします。

images/grid.png グリッド

プレビューをサムネイルのグリッドとして表示します。エディタのデフォルトはグリッドモードです。

images/list.png 一覧

プレビューをサムネイルの一覧として表示します。

images/tree.png ツリー

プレビューをツリー表示します。(ネストを表示します。)

images/small.png

サムネイルを一番小さいサイズで表示します。

images/medium.png

サムネイルを一番中ぐらいのサイズで表示します。

images/large.png

サムネイルを一番大きいサイズで表示します。

images/horizontal.png 水平レイアウト

プレビューをコントロールの左側に表示します。

images/showlabels.png ラベルを表示

グリッドモードの際にサムネイル名のラベルを表示します。 images/thumbnaillabel-001.png ラベルはリストモードでは常に表示されます。

images/showunits.png 単位を表示

モデル単位でサイズを表示します。 images/thumbnaillabel-002.png

images/rename.png プレビューペインを表示

現在選択されているサムネイルのプレビューのプロパティを表示します。プレビューの形状、サイズ、背景、回転動作を設定します。

images/contentfilter.png コンテンツフィルタ

コンテンツフィルタダイアログボックスを開きます。

images/rename.png プロパティ

プレビューのプロパティダイアログボックスを開きます。